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2007年02月 アーカイブ

2007年02月04日

「ガンダム世界」の設定について

「人類が増えすぎた人口を宇宙に移民させるようになって、既に半世紀が過ぎた

地球のまわりの巨大な人工都市は、人類の第二の故郷となり、人々はそこで子を生み、そだて、そして死んでいった

宇宙世紀0079。宇宙都市サイド3はジオン公国を名乗り、地球連邦に独立戦争を挑んできた。この戦いでジオン公国と連邦は総人口の半数を死に至らしめた。

人々は自らの行為に恐怖した。」


これは機動戦士ガンダムのナレーションである。

筆者は気づきました。先々週の「この異常気象はガンダムで説明できる。」の内容に大きな間違いがあることに!!

1、人類が宇宙に移住した理由は異常気象ではなく、人口増加。

2、宇宙に住む人が地球を恋しくなって戦争を仕掛けたのではなく、地球の支配下からの独立が目的。


なんなんでしょうか。この大きな間違いっぷり。このブログをご覧のガンダムファンに皆さんに申し訳がないです。(たくさんのガンダムファンが見ている前提でお話しています。)


機動戦士ガンダムの世界ではコロニーという居住空間を宇宙に作り、そのコロニー集団がいくつかの地域に住み分けしています。各々の地域を「サイド1」「サイド2」と名称し、そのうちのもっとも地球から遠くに位置している「サイド3」が地球に反乱したのが始まりです。

地球が恋しいなんて勘違いも甚だしく、このジオン公国は地球にコロニーを落とすという行為までしているんですねえ。落ちたコロニーはオーストラリアのシドニーを直撃し、厚さ10kmの地殻を貫通し造山運動を促してマグニチュード9.5の大地震を発生させ、後にシドニー湾とも呼ばれる巨大なクレーターを作りました。
その結果、オーストラリア大陸の16%は消滅し、崩壊の際に発生した無数の破片は地球全土に降り注ぎました。そして2次被害として衝撃波や津波、気象変動などが発生し、地球に対して長年にわたって多大な悪影響を及ぼし続けました。また、地球の自転速度が一時間当たり1.2秒速められたといいます。
ちなみに、この一連の行為にはブリティッシュ作戦という名前があります。ホントは南米アマゾン川流域にあるとされる地球連邦軍総司令部「ジャブロー」を狙ったのですが、連邦軍の必死の抵抗で落下位置がずれました。

ここに書いてある内容はアニメが始まる前に起こった事柄です。有名な「アムロ・レイ」が活躍する前の歴史という事ですね。

・・・なにがすごいって、ここまで細かく設定されている事かな。シドニー無くなっちゃってるからね。実在する都市を意図も簡単に消滅させました。ガンダム万歳!   ・・・いやいや、オレ新婚旅行でシドニー行ったっちゅうねん。無くなったら悲しいわ。

地球の自転が1時間当たり1.2秒速くなったって言われたってねえ・・・。どんな設定やねん。「へえ」って思うしかないね。

でもね、こういう細かい設定がマニアの心をくすぐるのでしょうね。

あーなんか終わりにくい展開ですが、無理やり終わりたいと思います。

2007年02月12日

最近のスキー事情

昨日ボードに行った。

行った事は行ったが、滑ったかと問われれば疑問符が付けられる。

いや、滑ったさ。形式的には。でもね、なんだろ。仲間全体の「滑りたい!」という意識がうまく引き出せなかったというか、心ここにあらずというか、なんなら疲れただけというか・・・。そういうフワフワーとした雰囲気が我々を早々にスキー場から遠のかせたんだよね。

・・・気づいたらゲーセンにいた。

・・・暖冬だな。きっとそうだ。オレたちのせいじゃない。仲間の一人は前日飲み会で、朝帰りしたせいでやる気がゼロだったとか、もう一人は最近転勤したばかりで正直ボードどころではないのに無理言って誘ったとか、ぶっちゃけ自分も前日の夜10時から12時までテニスして若干眠かったとか、そういうのは全然関係ない。
これも地球温暖化の影響なんだな。自然の力の前では人間はなんて無力なのかと実感した一日だった。

2007年02月18日

古いけど真実

初代ガンダムを見ての感想。(9話まで)

・絵がちゃっちい
・アムロが敵に対して容赦ない
・ガンダムがすぐ盾を投げる

最近初代ガンダムを見直しているのですが、最近のガンダムと比べるとかなりの違いがあります。最近のガンダムはきれいに戦いすぎる気がします。「ガンダムseed」シリーズが新しいガンダムなのですが、「ガンダムseed」の主人公キラ・ヤマトは基本的にモビルスーツを撃破せずに戦闘不能にするだけでやり過ごしてます。「パイロットの命を救うため」なんでしょうが、戦争としては、かなり有り得ない状況です。作者の意図にもよりますが、「今度のガンダムはすごいぜ!こんなことも出来ちゃうぜ」ってのを伝えたいのであれば、今後のガンダムが心配です。

さて、初代ガンダムは(ってか、アムロは)敵に一切の手加減をしません。近寄る敵、逃げ惑う敵、本当はやさしい敵、かなりな高確率で撃破します。当然敵パイロットもろともです。むしろ、パイロットだけ狙うくらいな腹づもりです。大量の敵と戦っていると、倒した敵を数えだします。(ちょっと着色したかな)初代ガンダム時のアムロは考え方が少々子供で、凶暴で、弱い気もします。設定では15歳なのですが、オレ的には、「まあそのくらいの歳ならしょうがないよね」って感じです。アムロ君は必死なんです。死にたくないから。手加減なんてしてもらいこそすれ、こっちから手加減なんてもってのほかなのです。

設定年齢的にはアムロ君15歳、キラ君16歳とほぼ同じにもかかわらず、精神年齢的に桁外れ。でも、この場合キラ君の方が異常であって、アムロ君は正常なのである。たとえ戦争が嫌になって脱走するときにガンダムに乗って出て行ったとしても。ビームライフルのエネルギーがもったいないから、盾を投げて敵を倒したとしても。

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