初代ガンダムを見ての感想。(9話まで)
・絵がちゃっちい
・アムロが敵に対して容赦ない
・ガンダムがすぐ盾を投げる
最近初代ガンダムを見直しているのですが、最近のガンダムと比べるとかなりの違いがあります。最近のガンダムはきれいに戦いすぎる気がします。「ガンダムseed」シリーズが新しいガンダムなのですが、「ガンダムseed」の主人公キラ・ヤマトは基本的にモビルスーツを撃破せずに戦闘不能にするだけでやり過ごしてます。「パイロットの命を救うため」なんでしょうが、戦争としては、かなり有り得ない状況です。作者の意図にもよりますが、「今度のガンダムはすごいぜ!こんなことも出来ちゃうぜ」ってのを伝えたいのであれば、今後のガンダムが心配です。
さて、初代ガンダムは(ってか、アムロは)敵に一切の手加減をしません。近寄る敵、逃げ惑う敵、本当はやさしい敵、かなりな高確率で撃破します。当然敵パイロットもろともです。むしろ、パイロットだけ狙うくらいな腹づもりです。大量の敵と戦っていると、倒した敵を数えだします。(ちょっと着色したかな)初代ガンダム時のアムロは考え方が少々子供で、凶暴で、弱い気もします。設定では15歳なのですが、オレ的には、「まあそのくらいの歳ならしょうがないよね」って感じです。アムロ君は必死なんです。死にたくないから。手加減なんてしてもらいこそすれ、こっちから手加減なんてもってのほかなのです。
設定年齢的にはアムロ君15歳、キラ君16歳とほぼ同じにもかかわらず、精神年齢的に桁外れ。でも、この場合キラ君の方が異常であって、アムロ君は正常なのである。たとえ戦争が嫌になって脱走するときにガンダムに乗って出て行ったとしても。ビームライフルのエネルギーがもったいないから、盾を投げて敵を倒したとしても。